タワーマンションの危機というタイトルの記事を見つけましたのでご紹介いたします。
マンションは大規模修繕が必要となることがありますが、そのための費用の積立金が不足気味でいろいろな問題が増えてきているという内容です。
詳しくは下記をご覧ください。
https://news.yahoo.co.jp/byline/sakuraiyukio/20190610-00128512/
マンションの大規模修繕工事が必要になる周期はおおよそ「12年」と考えられることが多いです。これは建築基準法により、筑後10年を経過した外壁がタイル貼りなどのマンションは、3年以内に外壁の全面打診調査を行う必要があると定められていることが関係あるといわれています。
国土交通省:マンション管理について
http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_tk5_000052.html
一般的な大規模修繕工事内容として
1回目(12年目)
・外壁塗装・外壁タイルの浮き・ひび割れ補修。屋上・バルコニーの防水。接合部のシーリング補修工事。
2回目(24年目)
・外壁塗装・外壁タイルの浮き・ひび割れ補修。屋上・バルコニーの防水。接合部のシーリング補修工事。
・水槽やエレベーター・給水/排水管・ガス管といった設備の交換の検討。
3回目(36年目)
・外壁塗装・外壁タイルの浮き・ひび割れ補修。屋上・バルコニーの防水。接合部のシーリング補修工事。
・玄関ドアや窓ガラス・サッシといった各住戸の建具交換が検討。(マンションでは玄関ドアや窓ガラス・サッシは共用部分になります)
大規模修繕費用は、「1㎡あたり200円程度が必要」という見解を国交省は示していますので50㎡で月額10,000円程度が相場になります。
それより安い場合は今後積立金が値上がりすることが予想されます。
弊社ではマンションの購入の際には調査をしてお客様に報告しております。
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